腰痛の時、四十肩、五十肩の時、膝痛の時、
あなたはどこで治そうとしますか?
どこに行ったら治るか?治らないか?は別として
とりあえず整形外科に行って、自分の体が今どうなっているのか?
レントゲンなどで見てもらいましょう。
その上で、
そのまま整形外科で治療を続けるべきか?
整体院に行くべきか?
決めたら良いです。
それで、骨折などの問題がなければ
根本的に治したいなら信頼できる整体院い行くのが良いです。
ただ整体院にも色々あって、どこが信頼できるのか?
なかなかわからないのが問題なのですが(汗)
それで2つの違いですが、
整形外科は、基本的に骨を見ます。
例えば?
①椎間板ヘルニアなら
/
「椎間板が飛び出ていて神経を触っているから痛みが出ています」
とか?
②腰椎症なら?
「腰椎の隙間が減って詰まって痛みが出ています」
とか?
③脊柱管狭窄症なら?
「脊柱管が狭くなっているから広げないと痛みが強くなります」/
とか?
④坐骨神経痛なら?「①②③が原因になって起こっています」
などです。
整体院なら、カイロや骨格矯正などを除いて、
筋肉を見るところが多いです。
だから、「○○筋が硬くなってるから、
骨盤を引っ張って反り腰になってます」
とか?
「○○筋が硬くなって坐骨神経を圧迫しているから、
下肢に痛みや痺れが出ています」
とか?
「○○筋が硬くなっていますから、
巻き肩、猫背になっています」とか?
原因を筋肉に見出し、筋肉を緩めることで改善させることが多いです。
しかも上記はほんの一部の見立てに過ぎず、
当院では
一般的には、手首で骨盤の歪みが改善したり
足首で首や肩の可動域や痛みが改善するケースも
多々あるというか、普通にあります。
まとめると?
①整形外科では骨を見ます。裏を返せば筋肉はぼほぼ見ません。
だから原因が筋肉の硬さにある場合は、ほぼ改善しません。
例外的に痛み止めやブロック注射で、
瞬間的に改善します。薬が切れたら戻ります)
②整体院では筋肉を見ます。裏を返せばというか、
骨は筋肉が硬くなって、短くなることにより
骨を引っ張って、
骨が歪んだり、変形したり、擦れたりするわけです。
だから骨の状態というのは結果でしかなく、
筋肉が硬くなったのが原因で起こったヘルニアや狭窄症、
坐骨神経痛なら、そこを緩めてあげないと、
いくら骨を削ったり、人工物に交換しても、
再び硬くなった筋肉の圧力が加わり、
再び骨にダメージを与えるということなのです。
椎間板ヘルニアで、飛び出た椎間板を切除しても
再発するというのはこのメカニズムによるところなのです。
まとめますと、
先ずは骨を中心に自分の身体の状況を
正しく把握するために整形外科で検査する。
その後、慢性痛であれば整体院に受診する。
その結果骨ではなく、筋肉が硬くなったのが
原因だという結論に至った場合、
整体院で改善させるのが正しい利用の仕方だし、
根本改善につながると思います。
ただし、どの整形外科を選べば良いか以上に、
どの整体院を選ぶのが良いか?
難しいというのが現状です(汗)